後を絶たない盗撮被害…店舗が行う対応について考える

 立秋も過ぎ、暦の上では秋になったにも関わらず、うだるような暑さが続いています。

 8月に入り盗撮被害が相次いでいます。
 モバイルバッテリー型、ライター型など、様々なタイプの盗撮カメラや注意喚起方法については以前日刊デリヘル経営でも紹介しました。

繁忙期の前に!盗撮被害を未然に防ぐ

相次ぐ被害…盗撮からコンパニオンを守るには??

 今回は盗撮第3弾として、盗撮被害に遭った時の対応について考えてきたいと思います。

盗撮被害を報告されたら…?

 コンパニオンさんから通報を受け、派遣先であるホテルや自宅に到着をしたら、一番最初にコンパニオンさんの安全を確保しましょう。逆上し、危害を加えようとする人もいますので、まずは安全確保が最優先です。

 以下は安全確保をした後のスタンダートな対応項目です。盗撮犯が逃げ出さないよう、また危害を加えられそうになったらすぐに逃げられるように出入口側に立つことも忘れないでください。
  • 事実確認(盗撮をした目的を含めた盗撮行為をしたかどうか)
  • 盗撮をした映像の確認
  • データの完全消去
  • 盗撮機器の回収(スマホなどの場合は初期化するなど)
  • 店舗としての対応(警察へ通報または示談、出禁など)
 データの消去はもちろん、通報するのか示談にするのかなども大切ですが、盗撮犯と話しをする上で重視してほしいのが、盗撮をした事実を相手に認めさせることです。 
 難しいかもしれませんが、冷静に「どうして盗撮をしたのか」「盗撮をした目的は何か」を聞き、相手の意思確認を行いましょう。警察に通報するのか、それとも示談金で解決させるのかは、この意思確認を行ってから、コンパニオンさんの意向を聞き、考えていきましょう。
 盗撮をしたデータがあるからと言って、盗撮をした本人が「盗撮した」と認めないまま「示談で……」と話しを進め示談書にサインをしたとしても、相手は「盗撮してもお金払えば解決できる」と勘違いをし、盗撮を繰り替えす危険性が高まります。そのため、「盗撮の事実を認めせる」ことで「反省」のきっかけを作るようにしましょう。無駄なことかもしれませんが、こうした道徳的対応も必要です。

 盗撮は許されることではありません。店舗側に求められているのは「盗撮の再発防止」です。当たり前のことですが、ルールを守り遊んでいただいているお客様がほとんどの中でルールを守らない人にずさんな対応をすることは、お店全体の信用を失う可能性を高めます。この部分も意識しつつ、話し合いをする際は、高圧的な態度や、大きな声を出さず冷静さを保ってください。高圧的な態度や大声を出したことにより、後々あなたが脅迫罪で捕まってしまう可能性が出てきます。頭にくる態度をとられても、お店とあなた自身のために冷静でいるようにしてくださいね。

 警察へ通報する場合も、話し合いのときと同様に冷静に警察へ状況説明をし、警察到着までの間に盗撮犯が逃げないようにしておきましょう。

 示談にする場合は、予め示談書を用意し、盗撮犯と店舗間で示談書を交わしましょう。直筆のサインが必要になるので、示談書だけじゃなくボールペンも持っていくのを忘れないでください。うっかり忘れて「サインができなかった!」なんてことにならないように、現場に急行する際も落ち着くことが大切です。

 示談書の書き方などは、検索をすれば見本のフォーマットが出てくるので、細かい項目などを自店向けにカスタムすればすぐに作成できます。

トラブル対応は「安心して働ける」を体現する場

 盗撮に限らず、トラブルが発生したときの店舗側対応で「このお店は安心して働ける場所なんだ」ということを再認識するコンパニオンさんもいます。

 トラブルを上手に解決に導くために必要なスキルには、相手に反省させることはもちろん、コンパニオンさんの気持ちに寄り添いアフターケアができるかどうかも含まれます。
 盗撮はもちろん、本番強要などに遭ったコンパニオンさんは、怖い思いもしたし、不愉快な思いもさせられたりと、元気をなくしています。この体験がトラウマになってしまい、退店してしまう……なんて可能性もゼロではありません。次の出勤予定日に笑顔で出勤できるように、アフターフォローも慎重に行ってください。

 盗撮をすることは許されることではありません。店舗として、どのような対応をするのか。トラブル対応の方法1つでコンパニオンさんの退店も防ぐことができます。被害に遭ったコンパニオンさんの心に寄り添い、店舗として悪質なトラブルを許さないという姿勢を示すことは、他のお客様への抑止力にもなります。

 繰り返しですが、盗撮に限らずトラブルが起きた際、店舗側に求められているのは「再発防止」です。働き続けたいと選ばれる店舗作りのためにも、改めてトラブル対応について考えてみてはいかがでしょうか。

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