店外デートが不貞行為!?「裏引き」に警鐘を打ち鳴らす理由

 突然ですが、「裏引き」についてどう考えていますか?

 すべてのコンパニオンが「裏引き」をしているというわけではないですが、「裏引き」という悪さをするコンパニオンもいるというのが現状です。
 「裏引き」は、思わぬトラブルに発展することがあります。

 今回は、「裏引き」をして慰謝料請求をされたトラブルから、「裏引き」に関するリスクについて考えていきたいと思います。

 まずは、判例をもとに、どうして慰謝料請求をされたのか……大まかなことの経緯を紹介します。
ざっくり言うと…
▼デリヘルに勤めていたAは、Aを指名し何度も店に客としてやってきたB(既婚者)と店外で会うようになる。
▼Aは「お店を辞めたいが借金があって辞められない」と言い、BはAに対して好意的な感情を抱いていたため20万円を貸した。以降、「貸付金額計算書」を付け、Aにお金を貸していた。
▼Bの妻Cが、AとBの不貞関係に気づき、Aに対し損害賠償(不貞行為に対する慰謝料)を請求する裁判を起こした。と、同時にBもAに対し、貸し付けた全額返金を求める裁判を起こした。

 判決では、「裏引き」で会っていたことが「不貞行為」と認められ、CがAに請求した損害賠償(不貞行為に対する慰謝料)および、この訴訟にかかった弁護士費用の1割をAが負担する結果になりました。なお、BからAに対する全額返金は、Bの証言にはあいまいなものが多く、一般的な愛人関係で消費貸借の形はそぐわないとされ棄却されました。

「裏引き」に警鐘を打ち鳴らす理由

 店外で会っていたことにより「不貞関係」と慰謝料を払うことになってしまった今回の「裏引き」トラブル。「裏引きはダメ」と注意し続ける理由について考えていきましょう。

 店舗側としての大きな懸念点は、「裏引き」をされてしまうと“万が一”のときに大切なコンパニオンさんを守れないということです。
 判例とあわせて紹介した「裏引き」トラブルも、店舗が「裏引き」に気づき、注意をしていれば「不貞行為」にはならず、訴えられた女性が損害賠償を支払うことを防ぎ、守ることができたかもしれません。

 また、「裏引きをしている子がいる」という噂が立てば、「ここは裏引きできる」と勘違いをする利用客が増え、客の質が下がります。そうなると、「ここは客層が悪い」、「裏引きをさせられる店」と、女性求人にも悪影響を及ぼします。

 コンパニオンさんが「裏引き」をする理由の大半はお金です。お小遣いが欲しいという軽い気持ちで「裏引き」に手を出してしまうのがきっかけです。

お客様からいただく料金の「店舗落とし分」も自分の収入にできたら……と考えるコンパニオンさんもいます。その「店舗落とし分」を自分のものにしようと「裏引き」をした結果、先に紹介した判例では「店外で会うことは不貞行為」とされ、損害賠償請求をされています。つまり、「店舗落とし分」は、こうした訴訟や本番強要、盗撮被害に遭ったときに店舗がコンパニオンさんを守る、コンパニオンさんにとっての「用心棒代」と言っても過言ではないでしょう。
「裏引き」を防ぐためには、思うように稼げていないコンパニオンさんへの声かけをするなどの日々のコミュニケーションが重要です。

「裏引き」はお客様からもコンパニオンさんたちからも店舗の信用を大きく失ってしまいます。

「裏引き」のリスクを伝えつつコミュニケーションをとり、コンパニオンさんの変化のサインを見逃さないようにしましょう。

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