セカンドキャリア支援の必要性を考える~FJS×Lemon-ADE~

 風俗嬢のための無料就職サポートをしている「Lemon-ADE」を招き、風俗業界で働く女性をサポートする「日本風俗女子サポート協会(日本FJS協会)」主催の「風俗嬢さんの為のセカンドキャリア相談会」が9月半ばに開催されました。

 求人などで「卒業サポート」と謳う店舗も増えている中で「セカンドキャリア支援の必要性」について考えていきます。

セカンドキャリア支援は「未来」への安心感

 相談会の参加者さんは、在籍しているお店に対して大きな不満があるわけではないものの、「体力的に一生できる仕事だと思っていない」「目標を達成したら昼職に戻りたい」「身体を壊したときに収入が0になるのが怖い」という理由で参加を決めたと話していました。

 「昼職に就くためにどうしたらいいのか」、「風俗で働いていることを知られずに就職はできるのか」といったキャリアチェンジに向けた具体的な内容の質問が飛び交っていました。しかし、実際にすぐに昼職に転向したいのか……となると話しはまた変わってくるようです。

 「セカンドキャリアを応援」と言うと、「風俗を辞めることを推奨している」と受け取られてしまうことがよくあります。デリヘルに限らず、女性ありきの商売である風俗業界としては当然の考え方であると思います。

 しかし、一生現役で働き続けるのは難しい職業です。年齢を重ね、体力も落ちていく中で、「プレイ内容も見直して、出勤も写メ日記も頑張るから、一番稼げていたときと同じ額を稼ぎたい」と在籍女性からリクエストされたとき、それを叶えてあげることができるのか……想像してみてください。
 風俗嬢とはいえ、“1人の女性の人生”と考えた時、「セカンドキャリアを応援」することで、将来に対する不安が消えていきます。不安要素を1つ1つ解消させることができれば、目の前の仕事に対しても意欲的に取り組むようになるのではないでしょうか。

相談先を紹介するのも、モチベーション管理

 相談会参加者さんの考えを聞いていると、「すぐにお店を辞めたい」わけではなく「将来的には今のお店を辞めて昼職に就きたい」というものが多かったです。在籍店のコンセプトと実年齢が伴わなくなるタイミングや、体調の変化などを経て、「次の目標」に目を向けるようになり、そこで“誰に相談したらいいのかわからない”という壁にぶつかり、孤立している状態になっているのかな?という印象を受けました。

 この“誰に相談したらいいのかわからない”を減らすためにも「相談先を紹介すること」も在籍女性のモチベーション管理には必要です。

 セカンドキャリアに限らず、悩みを一人で抱え込んでしまい孤立してしまう女性はたくさんいます。店舗スタッフが寄り添い、悩み解決をサポートできるのであれば「相談先を紹介」する必要はありません。信頼関係ができていることはとても素晴らしいことです。

 けれど履歴書の書き方をはじめとするセカンドキャリアについては、専門的な知識や、実際に卒業を経験を持つFJS協会やLemon-ADEに力を借りても良いのでは?と今回の相談会を通じて感じました。求められているのは、曖昧な言葉ではなく、確実な解決策です。

 「餅は餅屋」であるように、うまくアドバイスができないな……と感じたら専門的な知識や経験を持つ人を紹介することも、「在籍女性のモチベーション管理」の選択肢の一つとして考えてみても良いのではないでしょうか。

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