元祖「出稼ぎ専門店」高知DIVAのこでっちさんが語るデリヘル経営論 前編

 9月19日に品川で開催された日刊デリヘル経営主催の「インボイスセミナー」
 こちらのセミナーに遠く高知からご参加いただいた「DIVA」こでっちさんは、2013年に画期的な「出稼ぎ専門店」という独自のコンセプトを着想した経営者。ブログやtwitterでの情報発信も話題のビジネスパーソンです。懇親会の席にてお店を立ち上げ時の状況や「出稼ぎ」へのこだわりや「保証」を廃止した理由など、経営のヒントになる貴重なお話をうかがったので、インタビュー形式でご紹介いたします。

①開業当時の状況

ーーー開業当時の、特に女性求人・入店の状況をお教えください。

 2011年の8月に開業しました。元パチプロの友人からコツを教わって2か月間勝ち続けて資金を貯めてスタート。届出後に、当時四国で一番シェアがあった風俗情報サイトのDX枠、1か月掲載料金157,500円を申し込みました。

 在籍女性ゼロで始めたのですが、オープン1日目にはお客様から2本電話が鳴り、風俗情報サイトの求人欄を見て面接希望の女性から4件メールがありました。
 2日目には2名の女性を面接・採用して、3日目にも1名採用。4日目には2名が初出勤してくれました。最初は私のみで運営していたので、電話受付兼ドライバーの一人二役です。出勤が無い日は、他のデリヘルでドライバーのアルバイトをしてました。

 8月の末には在籍が5名、9月には在籍9名に。年末には20名ほどになっていました。毎日女性の出勤があるようになって、私は「DIVA」に専念するようになり。内勤スタッフも採用。オープン1年後には県外からも入店が増えて、お店が安定してきたので、待機所を一軒屋に引っ越しして1階を待機所とスタジオ、2階を事務所にして、その頃には寮も2つ借りています。

意欲的な取り組みをしている「風俗出稼ぎ専門店DIVA」こでっちさんのtwitterアカウント

②スカウトからの売込み

ーーー在籍女性を確保するために当時はどのようなことに取り組まれていたのでしょうか。
 ある日、スカウトマンから求人用の番号に電話があり「女の子を紹介したい」と言われ、それまでスカウトを利用したことがなかったので、「なんのこっちゃ?」と思いつつも、そのスカウトと付き合いを始めました。

 最初に良さそうな女性の写メを送ってくれたので期待していたのですが、そのコが当日ドタキャンになってしまい、「ふーん、そういうシステムか?」と思いました。謝罪を受けて代わりに紹介されたスカウトマンが優秀でしたので、その後もその方をお付き合いするようになりました。その当時は今と違い保証も安めでした。結構レベルが高い女性が集まってきてくれ、そのためお客様の反響もとても良かったです。

 しかし、物事はそううまく行くわけもなく、色んなトラブルが起こり始めます。保証割れ、写メと本人が違いすぎる、「バックレる」等が発生しました。「DIVAで働きたいわけではなくて、紹介されて保証があるから来た」って感じの子が多かったです。とある女性に「このお店の名前って何でしたっけ?」と言われた時は情けなかったですね(笑)

③届出の名前を「出稼ぎ専門店DIVA」に

ーーーそこでスカウト頼りの求人からの脱却を考えられたのですね

 はい。働くお店を探すときに何を参考するのかを色々な女性に聞いてみたら、ほとんどの女性がお店のブログを参考にしていることがわかりました。また、高知市だけでも在籍が40名以上のお店が10以上あって、後発のお店が同じ土俵で戦っても、追いつくことが難しいと考え、出稼ぎの女性をターゲットにすることにしました。

 そこで、2013年3月に出稼ぎブログを始めました。書き始めてしばらくすると「ブログを見た」で求人がちらほらと来るようになりました。さらにSEOを意識して、届出の名前を「風俗出稼ぎ専門店DIVA」に変えました。出稼ぎ希望の女性へのアドバイスや寮の設備などの役に立つ記事をこまめに更新することにより、効果が出るようになってきました。

全国的な出稼ぎ店ブームの火付け役に

 まもなく有名風俗情報サイトのブログランキングで高知エリア1位になり、全国ランキングでも1位になることができました。現在では1000以上の記事が公開されています。
 それから現在では月に平均50名・年間で600名、7年間総計で4200名以上の女性が当店へ出稼ぎに来ていただいております。また、リピート率は79%です。

④「保証のデメリット」

ーーー高いリピート率ですね。その秘訣を教えてください。

 真面目な内勤スタッフがそろっていること、限界まで寮の設備や綺麗さにこだわっていることと、希望の方全員にカツオ料理をご馳走していることでしょうか。出稼ぎ女性のリピート率に限らず、お店の経営全般が上手く回りだしたきっかけは「保証のデメリット」に気づいたことです。

高知ならではのカツオの刺身は希望の初回女性全員にサービス


ーーー求人の際に保証をつけることは大きな効果があると思うのですが。

 オープンしてからの数年間は、まだ出稼ぎを取り扱うお店が少なく、保証の金額も低かったのですが。だんだん出稼ぎOKなお店が増えてきて、保証の相場が上がってしまいました。女性の質も以前より低下して「出稼ぎバブル」といった状況でした。

「保証」は女性に取っては暇な時期に出稼ぎに行ったとしても、一定の金額が約束されるのでメリットがありますが、反面、出勤日数や待機時間に厳しい縛りがあって、体調不良や生理などで遅刻や欠勤した場合保証がカットされたり、写メ日記の更新を頻繁にしなければならないなどのノルマを課せられます。

 保証を出すお店側としても、出勤を確保しやすいメリットがありますが、真面目に働いてくれる女性が少ないのが実態で、中には写メ日記をわざとお仕事が入りにくいような写真を投稿するという女性もいました。

ーーーそれが「保証のデメリット」だったんですね。廃止してからはいかがでしょうか。

 DIVAでは2013年から保証を止めて、出勤時間は女性の希望通り、写メ日記の件数も女性次第としています。そのため在籍の質が上がり、お客様からも支持していただけるようになり、保証がなくても忙しい稼げるお店という良いサイクルが完成しました。保証付きのお店でしか働いたことがない女性から出稼ぎ終了後に「初めて保証の無い出稼ぎに来ましたが、こんなにも気が楽なのか…。待機も日記もノンストレスでした」という言葉を頂いたときは嬉しかったです。

 今は女性が真面目にお仕事すればするほど稼げるお店になっているので、以前のように保証目当てでやる気のない女性が来てイライラすることもなくなりました。「出稼ぎバブル」に踊らされて、保証付きの出稼ぎをやり続けてたら当店は潰れてたと思います。

出稼ぎノートに書かれた「保証のない出稼ぎ」を体験しての女性の声

 
ーーー引き続き後編では、同店で今年6月から使用を開始した画期的な「デリヘル受付新システム」の新機能や、在籍写真・寮へのこだわり、消費税対応や今後の展開についてお話しをうかがいます。

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