「神客」さんに学ぶ匿名掲示板から誹謗中傷を削除する方法

 「匿名掲示板に本名で風俗嬢であることを書き込んだ男が名誉棄損で警察に逮捕された」という記事をツイッターでご紹介したところ、多くのいいね、リツイートを頂きました。たくさんの方が掲示板への書き込みで困ったり苦しんだりされていることを再認識しました。

 匿名掲示板への削除依頼は慣れていないと大変です。しかし、ノウハウ通りに申請すれば削除は決してできないことではありません。

 『#ホスラブ や #爆サイ に書き込まれた誹謗中傷を削除するにはガイドラインに沿った削除依頼を書けばいいだけ。 グーグルの #手動ペナルティ を解除する労力に比べれば屁みたいなもの。経験者が言ってるのだから信じて下さい。』

 これはツイッター上で見つけた「匿名掲⽰板から誹謗中傷を削除する神客さん」のツイートです。「神客」さんに詳しくお話を聞かせてくださいとリプライしたところDMでお返事を頂けました。

 『TLで晒したくないのでこちらでお話します。よく通っていたのは〇〇(九州の繁華街)のセクキャバやキャバクラなどです。具体的には女の子の本名や住んでいる地域などの個人情報の投稿があった場合に店や女の子に知らせずに削除依頼を送っていました。悪口が続いた場合も送信してましたね。』

掲示板に削除依頼する時の注意事項① 個人情報が書き込まれている

 削除を運営にしてもらう為には「法的根拠」が必要になります。では、法的根拠とはいったい何を指すのでしょうか?

 まず、間違いなく個人情報に当たるのは「個人名・住所・電話番号・メールアドレス・ホスト情報」等です。これらの書き込みを見つけた場合、落ち着いて掲示板管理者に削除依頼しましょう。「神客」さんは個人情報の投稿があった場合に削除依頼を送っていたということです。

 また、悪口や誹謗中傷はどうなるのでしょうか?これはケースバイケースと言わざるをえません。「批判と意見」と「名誉毀損」は見分けるのが難しい概念ですし、「個人的な感想と意見」と「侮辱」も線引きが難しい。「神客」さんの場合、「悪口が続いた場合も」削除依頼していたそうです。「悪口」と「意見」の線引きはとても難しいのですが「続いた場合」というのがポイントです。仮に意見であっても「大量に(悪い)意見」を表明することは「他人に対して不利益または不快感を与えるおそれのある発言」と運営にアピールすることができるからです。

 『ガイドラインを守って削除依頼を出せばたいていは削除してもらえていました。
当時はガイドラインを守らずに感情的な削除依頼を送る人が多かったのでルールに従っていたのが良かったのではないかと思います。相手も人間ですから上から目線や罵倒混じりの依頼が多い中で丁寧な削除依頼はオアシスのような存在だったのだはないかと(笑)
お話出来る事なんてこの程度の事しかないです。すいません。』

掲示板に削除依頼する時の注意事項② ガイドラインを守る

 掲示板はそのサイト毎に「ガイドライン」を作っています。削除依頼もこのルールに従って送ることが死活的に重要です。運営は「ガイドライン」に則さない依頼に対応しません。

掲示板に削除依頼する時の注意事項③ 丁寧に依頼する

 掲示板の削除は「人」が行います。そして削除するか否かの判断は非常に曖昧です。「神客」さんの職業はプログラマーさんのようです。ですから運営がどのような体制でどのような判断で「削除」を決定・行動しているのかを良くわかっています。運営側に文句の一つも言いたくなる気持ちをぐっと抑えて、ガイドラインに沿って丁寧な文章で依頼をしましょう。

 『本人とも店ともとれるような書き方をしていました。名前は入力する事はほとんど無かったですが、スルーされた場合や削除拒否されたくない時は本気度を伝える為に偽名をフルネームで入力していました。 繰り返しになりますが削除人も人間ですから無記名よりも記名がある方が印象がいいのではと考えていた次第です。』

掲示板に削除依頼する時の注意事項④ 代理依頼の注意

 掲示板への削除依頼は「ご本人」もしくは「お店」が行うべきです。それ以外の方が行うのは代弁行為となり違法です。(しかし、神客さんのように有志のお客様に、削除依頼してもらう場合は「本人」もしくは「お店」として依頼してもらえば問題ないでしょう。)

 また「神客」さんは偽名をフルネームで入力していたそうです。削除人に本気度を伝える為の裏技的手法です。

 『あまり具体的な事を書いていないので女の子や私が特定される事はないと思いますので何の問題もないですよ。また、本来削除されるべき内容がガイドラインを守ってないというミスで削除されないというのは働いている女の子たちが可哀想なので皆にその点を知って欲しいですし。
あと、お客さんを楽しませる接客(営業努力)はその客を味方にするという良い教訓にもなるのではないでしょうか。
当時の私は自動中傷削除装置みたいなものでしたから。 ちなみに数店舗で遊んでおりましたが、削除依頼を出していたのは店ごと好きになった2店舗だけでした。 でわでわ。』

 「神客」さんはプログラマーを職業としてWEBリテラシーにも明るく、また「個人情報とは?」や「批判と悪口」の線引きなどをしっかり理解されていたので、「容易に」削除依頼し成功されていたようです。

 ちなみに数店舗で遊んでおりましたが、削除依頼を出していたのは店ごと好きになった2店舗だけでした。

 こんな神客さん、みなさんのお客さんの中にもきっといるのではないでしょうか。

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