査察回数増 再発防止へ…大宮5人死亡火災1年

 さいたま市大宮区宮町の風俗店
「Kawaiiかわいい大宮」で5人が死亡し、7人が負傷した火災から17日で1年となった。火災を教訓に、市消防局や周辺の店舗関係者らは、定期的な査察の回数を増やすなどして、再発防止に取り組んでいる。

 火災は昨年12月17日午後2時頃に発生。客や従業員ら男女5人が一酸化炭素中毒などで死亡した。現場となった建物は、発生から1年となった今も白いシートで覆われ、隣接するビルの壁は焦げたままになっているなど、当時の火災のひどさを物語っていた。現場近くには、花が供えられていた。

 市消防局は火災を受けて、それまで同店周辺の風俗店を対象に2年に1度行っていた定期査察を1年に1度行うようにした。今年10月の査察では、19店舗のうち、消防法に抵触する指摘箇所が7件見つかったが、いずれも軽微なもので、即日改善したという。

 火災直後に行った特別査察では36件の指摘箇所が見つかっており、減少について大宮消防署の吉沢俊二副署長は「防火意識が高まった結果」と話す。

 火災があった風俗店の同業者が加盟する「県特殊浴場協会」の守屋裕雄専務理事は、火災後、頻繁に各店の状況を見に行き、ドア付近に物が置いてあるなど、危険と思われる部分があれば、指摘し、その場で改善を促してきたという。

 守屋専務理事は「二度とあのような火災を起こさないよう、周辺の見回りを継続する」と語った。

出典:2018年12月18日 YOMIURI ONLINE
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20181218-OYTNT50061.html

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