準強姦で起訴の男性に無罪判決!?性風俗で女性たちが危険人物から身を守るためには。

準強姦で起訴の男性会社役員に無罪判決 地裁久留米支部

 飲酒によって意識がもうろうとなっていた女性に性的暴行をしたとして、準強姦(ごうかん)罪に問われた福岡市博多区の会社役員の男性(44)に対し、福岡地裁久留米支部は12日、無罪(求刑・懲役4年)を言い渡した。

 西崎健児裁判長は「女性が拒否できない状態にあったことは認められるが、被告がそのことを認識していたと認められない」と述べた。

 男性は2017年2月5日、福岡市の飲食店で当時22歳の女性が飲酒で深酔いして抵抗できない状況にある中、性的暴行をした、として起訴された。

 判決で西崎裁判長は、「女性はテキーラなどを数回一気飲みさせられ、嘔吐(おうと)しても眠り込んでおり、抵抗できない状態だった」と認定。そのうえで、女性が目を開けたり、何度か声を出したりしたことなどから、「女性が許容している、と被告が誤信してしまうような状況にあった」と判断した。

 詳しい判決の内容はわかりませんが、テキーラを一気飲みさせられ、抵抗できない状態なのに、女性が目を開けたり何度か声を出したりしたから、許容していると誤認したという男性側の抗弁が受け入れられたというのは驚きです。多くの人が眉をひそめるような判決ではないでしょうか。この事案に関わらず「合意」があったのか無かったのかの裁判所の判断について、なかにはとても微妙なものがあるのは事実です。

 ここではこの事件を性風俗業界に当てはめ、女性たちが危険から身を守る方法を考えてみたいと思います。店舗型の性風俗店で在籍されている女性たちは同じ店内にスタッフが待機していますからお酒を飲まされたりして意識がなくなるような状況というのは考えにくいと思います。しかしデリバリーヘルスで働いている女性の場合、自宅やホテルでお酒をすすめられたりするようなこともあるのではないでしょうか。お酒に限らずお客さんが飲み物やお菓子などを差し入れてくれることもあると思います。

 被害にあわないために性風俗業界で働く人たちが日頃から注意しておくべきことはなんでしょうか?

 まずはお客さんから差し入れられた飲食物は絶対にその場では口にしないということです。お店へ持って帰るルールになっていると説明するなどして持ち帰るようにしましょう。また女性自身が持参した飲み物の中に異物を入れられる可能性もあります。それを防ぐためには部屋の中では絶対にお客さんを1人にしないことです。これは貴重品などの盗難対策にもなります。お風呂やトイレ、洗面所などでお客さんが自分から見えない位置に行くことがないように段取りするようにしましょう。

 またお客さんから勧められたものが脱法ドラッグだと知らずに吸引し意識がなくなり救急車で運ばれたというケースを聞いたことがあります。お客さんから勧められても絶対に断るようにしなければなりません。自宅へ向かう時、お客さんが先に入っているホテルへ訪問するとき、変な臭いがした時は換気扇をまわしたり窓を開けるなどして空気の入れ替えをすることが必要です。

 そしてお客さんの状態が普通ではないときは最終手段お店に電話をしスタッフを呼ぶようにしましょう。GPS付きの防犯ブザーを持っておくのも有効だと思います。

 以上の内容は入店時の面接や講習などの際に女性に対してしっかり説明しておくと良いと思います。実際ほとんどは良いお客さんばかりで、女性が接客時に危険な目に会う確率というのはとても少ないと思いますので女性たちを怖がらせる必要はありませんが、万が一に備えてマニュアル化し女性に講習しておくことは必要なことだと思います。

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