新元号が令和に決定! 平成の性風俗10大ニュースを振り返ります(前編)

 平成5月1日から用いられる新元号が「令和」と決まりました。新デザインの紙幣の発表や10月からの消費税率UP、来年の東京オリンピック・パラリンピック開催を控えて、風俗業界にも新たな時代が訪れようとしています。

 この記事では平成に性風俗業界で起きた10のニュースをピックアップして振り返りました。インターネットや携帯電話・スマートフォンの普及によって社会構造や性に対する価値観が大きく変化した平成の30年間。あなたはどのニュースが一番記憶に強く残っていたでしょうか。

第1位 デリバリーヘルス登場

 

平成の性風俗事情。10大ニュースの筆頭に上げられるのは、なんといっても風俗の新ジャンル「デリバリーヘルス」が登場したことです。
 デリバリーヘルス(デリヘル)は、平成11年の風営法の改正施行により登場。既存の店舗型風俗店のように待合室やプレイルームは設置せずに事務所で電話等による受付のみを行い、男性客の自宅やホテルの部屋に女性を派遣するのが特徴。電話一本で手軽に利用予約できる手軽さから瞬く間に利用者のニーズをとらえ、それに伴って営業者数もどんどん増えました。
 平成10年当時3千軒程度だったデリヘルの届出件数は、平成30年度で約2万件に増加。これは全国で約1千2百軒弱のソープランド、約8百軒弱の店舗型ファッションヘルスを超える数です。
 年間のデリヘルの市場規模は全国で2兆4千億円~3兆6千億円と推定されており、平成30年度の東京都の一般会計予算が7兆ほどということ比較すると、相当な規模のお金がデリヘル業界で動いていることがわかります。

第2位 インターネット普及

 日本では平成7年が「インターネット元年」とされています。
マイクロソフト社のOS、Windows95がこの年の11月に発売。爆発的な人気となり、それまでは難しいと思われていたインターネット体験が誰にでも気軽にできるようになりました。
 それに先立つ平成7年3月には、日本初のアダルトサイトといわれる「東京トップレス」が登場。これは風俗レポや風俗嬢の巨乳写真などを紹介する情報サイトで、ブームに乗り瞬く間に1日100万アクセスという驚異的な人気サイトに成長しました。
 また、インターネットは平成10年からのデリヘルブームにあたっても大きな役割を果たしました。法規制によってチラシの配布や看板の掲出が禁止されたため、デリヘル店では重要な宣伝媒体として、お店のサービス内容や料金システム、出勤情報を掲載したお店独自のサイトを作成するお店が増加。現在では風俗店を利用する際の情報源として、インターネットは欠かせないものとなっています。

第3位 出会い系・援交ブーム

 平成の時代はテクロジーの進歩により、男女の「出会い」の形が多様化した時代でもありました。
 平成4年頃から青少年に「ポケットベル」が普及し始め、家族や学校など周囲に知られずににコミュニケーションすることが可能に。また平成6年には電話での有料情報サービス「ダイヤルQ2」を使い「援助交際クラブ」と称し、児童を使って組織売春をしていた業者が摘発されたことがきっかけで、マスコミに初めて援助交際の語が出現するように。平成8年には「援助交際」が流行語大賞にノミネートされました。
 インターネットでの「出会い系サービス」は平成7年ごろには登場しており、その後急激に増加。平成11年にiモード(携帯電話によるインターネット接続サービス)が始まり、いつでもどこでも利用できるiモード用の匿名掲示板や出会い系サイトが出現しました。平成15年に出会い系サイト規制法が制定されましたが、現在でも出会い系サイトを宣伝する迷惑メールや架空請求を含む悪質な料金請求の問題は解決していません。出会い系の専門家によると現在のトレンドは「スマホとSNSを利用した出会い系が主流」とのこと。

第4位 イメクラ・性感ヘルスブーム

 イメクラがブームとなったのはバブル崩壊後の平成5年頃。「夜這いプレイ」「逆夜這いプレイ」など男性の密かな願望を実現できる新風俗として瞬く間にブームとなり、都内だけで80軒を数えるようになりました。イメクラの特長は、セクハラプレイ、電車痴漢プレイ、学園プレイなど、妄想がふくらむ内容を好みのコスチュームや、教室や電車内に似せたリアリティにこだわったルームの設備で楽しめることです。中には雑居ビルの屋上に植木やベンチを置いて夜の公園を再現したお店まで登場しました。
 性感ヘルスは、全身及び陰部の性感帯を刺激することにより性的快感を高める「性感マッサージ」を売り物とするお店。性感マッサージの起源はアメリカ留学で最新の技術を学んだ「ドクター荒井」氏が、昭和60年ごろに深夜番組で披露した性的なマッサージ技術です。番組の反響は大きく、ブームを受けて平成3年には人気AVシリーズ「性感Xテクニック」がスタート。 
 平成5年ごろには当時の都内大手風俗グループが「基本男性が受け身」の性感サービスを全面的に打ち出したお店を池袋に出店し、全身リップや前立腺責めなどをプレイに取り入れ大好評となりました。それらの当時はまだ一般的ではなかったハードサービスは、他の風俗ジャンルのプレイスタイルにも影響を与えました。

第5位 風俗情報誌盛衰

 表紙をアイドル顔負けの女性が飾り、カラーグラビアや体験記事を中心とした現在発売されている形の風俗情報誌が登場したのは「シティプレス」誌や「ナイタイマガジン」誌が発売された昭和63年前後。後述するフードルブームを経て、平成11年頃には首都圏で入手できる風俗情報誌は十数誌を数える乱立状態に。各誌が新人をいちはやく紙面で紹介し、グラビアの質や企画の過激さを競いました。
 しかし、インターネットの普及が進むようになり、風俗店の公式サイトで毎日リアルな出勤情報・新人情報や割引情報を手軽にチェックできるようになり、風俗雑誌の売れ行きは低迷。平成16年には東京都の条例で青少年が立ち読みで中身を見ることを防止するための雑誌のテープ止めが義務化。これによる売上低下やコストの上昇による追い打ちを受けて平成17年以降は休刊や廃刊があいつぎました。
 大手コンビニでは今年8月をめどに、2020年の東京五輪・パラリンピックなどで増える外国人観光客や女性・子供への配慮を理由としてアダルト雑誌の取り扱いをやめることを決定しました。

第1位から5位までを紹介しましたが、いくつ覚えていましたか?

後編に続く

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