借金負わせ女性に性風俗店あっせん 京都で違法スカウト横行

 京都市の四条河原町や祇園一帯で、スカウト集団が女性に声をかけ、性風俗店にあっせんする違法行為が横行している。仲間が経営するバーで法外な飲食代を請求し、支払えなくなった女性を半強制的に働かせており、手口は悪質だ。市内の女性を大津市のソープランド店にあっせんしたとして、滋賀県警は職業安定法違反(有害業務紹介)容疑で京都の大学生らを逮捕した。きらびやかな京の繁華街の「裏の顔」を追った。

 祇園の雑居ビル3階の会員制バー。20代前半の女性は2015年の冬、市内の有名私立大生だという“交際相手”の男性が働くこの店に通い始めた。毎週末、男性や他の店員に囲まれながら、朝まで飲食を続けた。男性に好かれたい一心で、10万円超の高級シャンパンを次々と注文した。料金が気がかりだったが「ツケでいい」と言われて安心した。2カ月後、未払いは約80万円に膨らんだ。

 優しかった男性の態度が豹変(ひょうへん)した。「性風俗店で稼げばすぐに返せる。できなければ、親に肩代わりさせる」と迫られた。男性の上司を名乗る人物からも電話があり、勤務していた会社を辞めるよう脅された。16年2月、紹介された大阪のホテル派遣型ヘルス店で働き始めた。ツケの支払いのため、毎週約10万円をバーに持参した。

 男性との出会いは、バー通いを始める1カ月前にさかのぼる。

 「夜の仕事に興味はない?」。四条河原町を1人で歩いていた時に呼び止められた。何度も断ったが、最後は根負けし、連絡先を交換した。男性から連日、「食事しよう」「買い物に行こう」と連絡があった。誘いに応じるうち、好意を抱くようになった。男性にバーに誘われたのは、二人の関係が“交際”に発展した直後のことだった。

 今春、男性の周囲に自分と同じ境遇の女性が複数いることを知人から聞き、目が覚めた。京都府警に被害を相談している。京都新聞の取材に、女性は「洗脳され、都合のいい女として利用されていた。人生を狂わされた」と声を震わせた。

引用:京都新聞 2018年7月23日
https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180723000017

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