どんな人がデリヘル経営を始めるのか?不動産会社を取材してわかったこと

e4u株式会社(モアグループ)鈴木浩です。弊社ではこれまで【人妻援護会】【人妻城】【人妻花壇】等、人妻系デリヘルの開業・経営支援に携わり経験と実績を積み上げてきました。 ここでは「新規開業」をお考えの方や「多店舗展開」を考えられる方に向けて、これまでに培った実践的なノウハウをご紹介していきたいと思います。

 デリヘル開業者向け物件を専門に扱う不動産業者にとって一年で一番忙しい時期は10月~11月と言われています。性風俗業界で一番稼げる時期は年末年始ですが、それに向けて新規開業する人が一番多いのが10~11月というわけです。ある不動産会社では期間中40~50件の物件をデリヘル向けに紹介しているそうです。

 新規デリヘル開業者の多くが有名な風俗エリアを希望されます。例えば都内なら池袋や新宿、五反田。神奈川であれば関内・曙町や伊勢佐木長者町など言わずと知れた風俗エリアが人気です。不動産業者にとってもこれらのエリアであればデリヘル店向けの物件が多いため紹介しやすい状況にあります。

人気エリアは物件が借りやすい?

 デリヘルを経営する場合、「無店舗型性風俗特殊営業」の届出を警察にしなければいけませんが、その際必要になるのが「事務所の使用について権原を有することを疎明する書類」のひとつである「使用承諾書」です。デリヘルの事務所や待機所として使用する場合は、物件の所有者から承諾をしてもらう必要があります。上記人気エリアでは「使用承諾書」が得られる物件が多いのが特徴です。

 新規開業者の希望もありますが、物件が借りやすいという状況にも後押しされ、これらのエリアにデリヘル店舗が集中します。しかしすでに競合店が多いため開業したものの集客できずに短期間で撤退する店が多いのもこれらのエリアの特徴です。競合他社が乱立するエリアでは相当な強みがなければ歯が立ちません。ここでは深く掘り下げませんが何も有名な風俗エリアに出店する必要はないのです。はじめる前にきちんとエリアマーケティングをすれば風俗エリアでなくても稼ぐことができるエリアが見つかります。

開業する7割は素人

 都内の不動産業者に来たデリヘル開業を目指す方の内訳をみますと、およそ7割は全くの素人(異業種からの参入)、3割が風俗店オーナーや元風俗店舗スタッフなどの業界経験者です。性別では男性がほとんどで、女性が開業する割合はおよそ1割程度です。年齢層としては20~30代が6割程度、40代が2~3割、50代以上が1~2割です。
 多くの方がおよそ300~400万円程度を用意してデリヘル開業の準備を始めています。しかし中には100万円程度の資金で始めようとする方もいるようです。

 この中で成功されるケースは1割程度。デリヘルが比較的少ない資金で開業でき、物件の承諾を所有者からとり、警察に「無店舗型性風俗特殊営業」の届け出さえすれば誰でも開業できるため、これまでは比較的参入のハードルの低い業界といわれていました。ですが100万円程度の準備資金で成功するほど甘い業界ではありません。

 しかし安易な事業計画で開業される方が多く、成功する人は非常少ないのが現状です。風営物件を紹介する不動産業者も長く借りてもらえる方がありがたいはずですが、もしその方が辞めてもすぐ別の方が借りてくれる状況があるため「話しを聞き資金力が乏しく成功するのは無理だとわかっていても一応紹介している」といいます。

風俗経験者より素人の方が成功する!?

 意外かもしれませんが素人の方のほうが長く続き成功されることが多く、風俗店の元スタッフなどを経験してから独立した方は案外失敗する傾向にあります。素人のなかでも脱サラをして始められる人より、すでに異業種であっても事業者として成功しており、ビジネスとしてデリヘルをとらえている方が成功しています。

 デリヘル店を成功させるためには、デリヘルの知識や経験は必ずしも必要ではありません。重要なのは「謙虚に人のアドバイスをよく聞き」「他人まかせにしない」ことです。
 風俗店で働いていた経験のある方の中には「自分がお店をやればもっと儲かる」と考え、独立を志す方もいらっしゃいますが、案外失敗しているケースが多いように感じます。スタッフとして優れていても事業主として成功することとは関係がないと言えるのかもしれません。スタッフとして働いていた当時は自分の足りない部分を皆で補いながら運営していたにもかかわらず、それを自分が全部出来ていると勘違いしてるケース。またすでに儲かっているお店でスタッフとして働いた経験や能力と、一からお店を作り上げるために必要な能力とは全く異なるものだと考えた方が良いでしょう。

 とはいえ、自分で始める前に一度風俗店で働いてみることは決して悪いことではありません。数百万のお金を使う前に自分でできるかどうか、自分の能力を分析できる場でもありますから、既存の風俗店に勤めて判断してみるのも良いと思います。

▼プロフィール

鈴木浩鈴木浩 e4u株式会社代表取締役
2003年、モアグループに入社。入社後は「人妻援護会」「人妻城」の開業支援とホームページ管理に従事。CMSもない時代、200店舗近いお店のホームページ更新に明け暮れる。その後フランチャイズ店舗の経営支援業務でキャリアを重ねる。 現在はモアグループの中核企業の一つ、e4u株式会社の代表取締役を務め、全国各地でフランチャイズ店舗の開拓と支援を行っている。
資料請求・開業経営相談:http://www.e4u-fc.com/contact/index.html

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